建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

著書

『茶室33選、33 japanese teahouses』Amazon.comでのリリースは3月6日とのことです。

『茶室33選、33 japanese teahouses』、おかげさまで日本での売れ行きは好調のようです。最近AmazonJapanでのランキングが2位から3位くらいになりましたが、およそ3ヶ月半ほど、土木建築雑誌のカテゴリーで1位でした(時折2位になったりしていましたが)。 …

茶室設計中国語(簡体字)版

小著『茶室設計』の中国語(簡体字)版が送られてきました。華中科技大学出版社より6月に出版されたもののようです。 左から、中国語(簡体字)版(華中科技大学出版社、葛利平訳)、日本語版 最新版(エクスナレッジ)、中国語(繁体字)版 第二版(易博士…

今年の著書

今年出版された著作(単著・共著)をまとめました。 単著 『世界で一番やさしい茶室設計 最新版』(エクスナレッジ、2020.5)世界で一番やさしい茶室設計 最新版 (115のキーワードで学ぶ)作者:桐浴 邦夫発売日: 2020/05/30メディア: 単行本(ソフトカバー) …

『和室学』

平凡社から『和室学』が近々に出版されます。私はその中の一つの章「茶の湯と和室」を担当しています。 平凡社の「これから出る本」のページに掲載されていましたので、お知らせします。 www.heibonsha.co.jp 大龍堂のページにも掲載されていました。 tairyu…

新教養主義宣言・和室的対談

10月出版予定の『和室学』(平凡社)に、共著者として「茶の湯と和室」という章を担当しています。 それにちなんだ企画として、webinarが開催されます。 9月30日の第2回の対談(事情でこれが第1回となります)に出演予定です。 wirelesswire.jp

『茶室設計』

おかげさまで、『世界で一番やさしい茶室設計 最新版』ですが、現在のところ順調に売れているようです。世界で一番やさしい茶室設計 最新版 (115のキーワードで学ぶ)作者:桐浴 邦夫発売日: 2020/05/30メディア: 単行本(ソフトカバー)数日間ですが、茶室建…

建築の仮設性と恒久性

日本建築協会の雑誌『建築と社会』8月号の特集記事”建築の仮設性と恒久性”で拙稿「仮設的建築に見出される恒久性~茶室に関して~」が掲載されました。 http://www.aaj.or.jp/wp/wp-content/uploads/201908.pdf drive.google.com 茶室を、日本人の持つ自然に…

茶道文化学術賞受賞

先にもお知らせしましたように、拙稿『茶の湯空間の近代―世界を見据えた和風建築―』が茶道文化学術賞受賞奨励賞を受賞し、その授賞式が東京一ツ橋の学士会館で行われました。k-soho.hatenablog.com 嬉しいことに、平成5年から始まった学術賞の中で、建築関係…

『日本建築和室の世界遺産的価値』

日本建築学会特別調査委員会報告書として『日本建築和室の世界遺産的価値』が発刊されました。 2016年4月から3年間の特別委員会の活動をまとめたものです。 このなかで、拙稿が3本、掲載されています。 ⅠB 無形文化としての和室の特異性 3 茶の湯文化と和室 …

茶道文化学術賞受賞

小著『茶の湯空間の近代』が茶道文化学術奨励賞を受賞しましたので、ご報告申し上げます。 建築関係者の著作としては、はじめての受賞です。 www.shibunkaku.co.jp 「茶道文化学術賞」とは、大日本茶道学会(三徳庵)が設けたもので、前年一年間に発表された…

茶室露地大事典

先般よりお知らせしていました『茶室露地大事典』が手元に届きました。 小生も編集員として参加しました。 近日中に書店の店頭にも並ぶそうです。茶室露地大事典

日式茶室設計

台湾香港で販売されている小著『日式茶室設計』改訂版(表紙のみ?)が出版されました。 中国語(繁体字)訳は林書嫻氏。

『茶の湯空間の近代』の読み方 その7

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その7本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その6

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その6本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その5

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その5本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その4

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その4本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その3

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その3本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その2

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その2本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その1

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その1本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その0

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その0本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』刊行されました

拙著『茶の湯空間の近代』が、平成29年度科学研究費助成事業「学術図書」の交付を受け、思文閣出版より刊行されました。 内容は、これまでの論考のうち近代にかかわる部分をまとめ、一部関連の考察を加えたものです。修士課程を出てからしばらくブランクがあ…

『茶の湯空間の近代』第3報

今回の本は、近代の茶室や数寄屋研究の一つのたたき台としてつくりました。 というのも、この分野の研究者は非常に少なく、まだまだ十分に研究されていないからです。一方、近代建築が次々に姿を消していきます。やむを得ぬものもあろうかと思いますが、可能…

『茶の湯空間の近代』第2報

『茶の湯空間の近代』1月刊行予定 - 建築 と 茶の湯 の間の第2報です。本書は、近代における「茶の湯空間」のさまざまな側面についての論考です。 しかし、茶室や数寄屋の研究者が極端に少ないことを考慮し、わかりやすく概要も掲載しています。 各論につい…

『茶の湯空間の近代』1月刊行予定

拙稿:『茶の湯空間の近代』(思文閣出版)が1月刊行予定です。 高度な技術と類まれな空間構成と意匠をもつ数寄屋建築は、近代において世界から高い注目を集めるようになった。一方で国内において、近代の茶の湯空間についての研究は、建築史においても茶の…

『茶室露地大事典』3月刊行予定

『茶室露地大事典』は3月に淡交社から出版されます。 淡交社のWebページに掲載されていましたので、リンクを張っておきます。 https://www.tankosha.co.jp/books/bookfair/3.html 参照k-soho.hatenablog.com

茶室露地大事典

淡交社から、「茶室露地大事典」が刊行されます。 監修:中村昌生 編集:池田俊彦、桐浴邦夫、倉澤行洋、仲隆裕、中村利則、西和夫、日向進 執筆者:50名以上 項目数:4,900 2018年3月刊行予定 tairyudo.com

日式茶室設計

小著『世界で一番やさしい茶室設計』 が台湾で出版されました。 www.books.com.tw 林書嫻という方が訳されました。 博客来(台湾のamazonのようなもの)には、私の紹介が以下のように出ていました。 少し面白い?のでpasteしておきます。 内容の紹介や「名人…

再読関西近代建築「茶室建築特集号」

拙稿が『建築と社会』2016.03に掲載されました。 『建築と社会』誌、昭和10年10月号は茶室建築特集号で、これについて解説したものです。 http://www.aaj.or.jp/wp/wp-content/uploads/201603con.pdf 昭和初期において茶室への注目度は非常に高いものでした…

ニッポンが誇る「モダニズム建築」

Casa BRUTUS特別編集 ニッポンが誇る「モダニズム建築」にsupervisorとして協力いたしました。(2009年4月号が他の特集を加えて再版されました) http://magazineworld.jp/books/paper/5028/ Casa BRUTUS特別編集 ニッポンが誇る「モダニズム建築」: 完全保存…

竹中大工道具館研究紀要26号

竹中大工道具館研究紀要26号が刊行されました。 道具館に所蔵される寺田家旧蔵数寄屋関係史料についての解題が一つの特集です。 私は、主に天明大火後の表千家屋敷の復興に関する史料を担当しました。 この史料を精査することで、さまざまなことが見えてきま…