建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

松殿山荘講演会

6月23日、松殿山荘茶道会の主催する講演会が行われます。 特に、尼崎博正先生の「松殿山荘の庭園」が、新しい発見を含んだ内容とのことです。 不肖、私も建物の説明をさせていただきます。

市民講座

京都建築専門学校の市民講座が6月22日(土)に行われます。 昭和時代から続いているこの講座、今回のタイトルは「建築を残すということ」 京都工芸繊維大学の笠原先生 専修大学の濱崎先生 にお話しいただきます。 終了後の弘道館の見学時には、私も少し解説…

大久保利通の茶室と伝える建築について

先般より、新聞誌上などで大久保利通の茶室について目にすることも多いですが、簡単にコメントしておきたいと思います。 なお、下記は、新聞紙上で拝見した内容、そして原田氏のブログと、ご本人から見せていただいた一部資料を元に記述しています。 今後、…

茶道文化学術賞受賞

先にもお知らせしましたように、拙稿『茶の湯文化の近代―世界を見据えた和風建築―』が茶道文化学術賞受賞奨励賞を受賞し、その授賞式が東京一ツ橋の学士会館で行われました。k-soho.hatenablog.com 嬉しいことに、平成5年から始まった学術賞の中で、建築関係…

『日本建築和室の世界遺産的価値』

日本建築学会特別調査委員会報告書として『日本建築和室の世界遺産的価値』が発刊されました。 2016年4月から3年間の特別委員会の活動をまとめたものです。 このなかで、拙稿が3本、掲載されています。 ⅠB 無形文化としての和室の特異性 3 茶の湯文化と和室 …

茶道文化学術賞受賞

小著『茶の湯空間の近代』が茶道文化学術奨励賞を受賞しましたので、ご報告申し上げます。 建築関係者の著作としては、はじめての受賞です。 www.shibunkaku.co.jp 「茶道文化学術賞」とは、大日本茶道学会(三徳庵)が設けたもので、前年一年間に発表された…

町家の日week

町家の日weekオープニングイベントで、数寄屋の町家・弘道館について解説してきました。 町家の日とは、3月8日(Marchの8、ということだそうです)のことで、その日を挟んだ一週間が、町家の日weekということで、町家にちなんでさまざまなイベントが行われま…

書評『茶の湯空間の近代』デザイン理論73

意匠学会『デザイン理論』73に小著『茶の湯空間の近代』の書評が掲載されました。著者は京都精華大学の谷本尚子氏です。 www.shibunkaku.co.jp 概要を記していただき、読みやすいという点、高谷宗範について「五月蠅く」感じていた谷本氏が得心できたという…

まいまい京都「蘆花浅水荘」

「まいまい京都」の見学会で蘆花浅水荘を案内して参りました。蘆花浅水荘蘆花浅水荘は近代の画家山元春挙の屋敷です。近代和風建築(数寄屋建築)として滋賀県で最初に重要文化財に指定された建築です。 山元春挙のお孫さんの山元寛昭さんにはいつもお世話に…

岡田孝男の記録した大阪の幻の茶室

日本建築協会の『建築と社会』2018.11号、「再読 関西の建築」で、拙稿「岡田孝男の記録した大阪の幻の茶室」が掲載されました。 1941年の同誌の記事の再読です。この岡田孝男の記録した茶室のうち、大阪市内のものがすべてその後戦禍で焼失します。今となっ…

訃報 中村昌生先生

恩師、中村昌生先生が亡くなった。平成30年11月5日のことだ。 その業績は今さら言うまでもないが、茶室・数寄屋建築の研究者そして建築家としての泰斗であり、日本の伝統建築技術の顕彰に努められ、間近に迫った「伝統建築 工匠の技」のユネスコ文化遺産登録…

重要文化財・松殿山荘 近代建築としての和風空間―松殿山荘の見方

本日、松殿山荘で京都建築専門学校主催の講演会と見学会「重要文化財・松殿山荘 近代建築としての和風空間―松殿山荘の見方」が行われ、松殿山荘の見方について、新しい知見も加えお話しして参りました。 kyotokenchiku.ac.jp

市民講座 重要文化財・松殿山荘

10月13日、松殿山荘にて市民講座が行われます。 写真は、拙著『茶の湯空間の近代』(思文閣出版、2018.1)の表紙より

伝統建築講演会@徳島

とくしま文化財マイスター連絡協議会主催の講演会で 「伝統建築から学ぶ「茶の湯空間を歴史から読み解く」」と題してお話しいたします。 9月24日(月・祝)14:00 ~ 16:00 木材利用創造センター( 旧徳島県林業総合技術センター敷地内)林業人材育成棟大講義室…

重要文化財指定記念公開講座

昨日、松殿山荘にて重要文化財指定記念公開講座が行われました。 野村美術館館長・谷晃先生の「高谷宗範と野村得庵」と題するご講演と小生の「ジェントルマンアーキテクト高谷宗範」、 そして見学会でした。 shoudensansou.wixsite.com

近代数寄者と銘木文化

拙稿「近代数寄者と銘木文化」が淡交社の雑誌『なごみ』6月号に掲載されました。 当号は「茶室に生きる銘木」特集号で、中村義明氏による実例紹介などが掲載されています。 小稿では京都の伊集院兼常の廣誠院、岡部正太郎が手を加えた弘道館、そして石川県の…

鴨東通信no.106

思文閣出版の『鴨東通信』no.106にエッセイ「茶の湯空間からの近代」が掲載されました。 内容は、先般の学術書『茶の湯空間の近代』に関連したものですが、「茶の湯空間「の」」を「茶の湯空間「から」」としています。近代建築と茶の湯あるいは数寄空間とは…

思文閣文化サロン

朝日カルチャーセンター京都教室、思文閣文化サロンで、「『茶の湯空間の近代 世界を見据えた和風建築』 数寄屋建築から見えてくる近代」と題してお話しして参りました。 この度は、2月に思文閣出版から上梓した『茶の湯空間の近代 世界を見据えた和風建築』…

茶室の本質

淡交4月号特集「茶の湯における茶室」で「茶室の本質」と題して小稿を記しています。 茶室の本質として、自然との関わりについて焦点を当てたものです。 茶室とは壁で囲われた閉鎖的なもの、という反論が聞こえてきそうですが、しかし自然との結びつきの強い…

弘道館講座『茶の湯の文化を識る』

弘道館講座『茶の湯の文化を識る』で、「茶の湯空間の近代」と題して、お話しして参りました。 2月に出版した同書の内容を、なるべくわかりやすくお話しいたしました。 茶の湯にとって苦難な時代を乗り越え、大きく発展した近代の茶の湯。その茶室や数寄屋に…

茶室露地大事典

先般よりお知らせしていました『茶室露地大事典』が手元に届きました。 小生も編集員として参加しました。 近日中に書店の店頭にも並ぶそうです。茶室露地大事典

日式茶室設計

台湾香港で販売されている小著『日式茶室設計』改訂版(表紙のみ?)が出版されました。 中国語(繁体字)訳は林書嫻氏。

『茶の湯空間の近代』の読み方 その7

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その7本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その6

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その6本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その5

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その5本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その4

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その4本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その3

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その3本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その2

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その2本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その1

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その1本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…

『茶の湯空間の近代』の読み方 その0

桐浴邦夫著『茶の湯空間の近代』の読み方 その0本書は、学術書です。ただ同分野を研究あるいは知識をお持ちの方は、少ないようです。しかし筆者は、これが近代建築史において重要であると考え、出版いたしました。本ブログでは、数回に分けて、「『茶の湯空…