2016-01-01から1年間の記事一覧
本日は、建築士会の近畿建築祭京都大会。 ヘリテージマネージャーセッションの意見交換会の司会を行いました。 内容は、いざというときの災害に対して、近畿のヘリテージマネージャーが協力しようという協議会の準備会を発足させようと言うことでした。 無事…
本日は、松殿山荘において、講演会が行われました。 タイトルは、「高谷宗範「茶室と庭園」をめぐって」ということで、これまでの研究の成果の一部をお話ししてきました。 研究のことだけになると、つまらないので、先般サンフランシスコで講演した近代建築…
ひとつき以上前のことですが、竹中大工道具館より『寺田家旧蔵数寄屋関係史料調査報告書』が発行されました。 私も、いくつかの図面の解題を記しています。 (申し訳ありませんが、写真は拡大しても詳細がわからないようにしています) ・・・本報告書の刊行…
京都精華大学で行われた第58回意匠学会大会で「数寄者高谷宗範の建築意匠について」と題して発表して参りました。 高谷宗範の代表作松殿山荘、芝川邸の茶室などについて述べ、武田五一の芝川邸洋館(現明治村)の床の間の幅や床柱の変更に宗範が関与している…
日本建築学会の日本建築和室の世界遺産的価値特別調査委員会の委員に任命されました。 6月28日に第一回の委員会が行われ、出席して参りました。 www.aij.or.jp 委員会の設置目的は「・・・和室が国際的にも尊重すべき文化財として認知される状況を創出するこ…
小著『世界で一番やさしい茶室設計』 が台湾で出版されました。 www.books.com.tw 林書嫻という方が訳されました。 博客来(台湾のamazonのようなもの)には、私の紹介が以下のように出ていました。 少し面白い?のでpasteしておきます。 内容の紹介や「名人…
photo by Dr. Mohammad Salama, San Francisco State University 米国での国際会議で講演を行いました。 かねてよりお知らせしていましたように、5月1日、サンフランシスコ州立大学にて行われた茶の湯の国際会議「3rd Ocha Zanmai International Conference…
日本建築学会近畿支部建築論部会において開催された講演会、近藤康子氏「近代建築家の茶室論にみる茶の湯の生活空間に関する研究」のコメンテーターを務めました。 近年の建築学会においては、茶室に関しての研究発表は必ずしも多くない状況でした。じつは昭…
拙稿が『建築と社会』2016.03に掲載されました。 『建築と社会』誌、昭和10年10月号は茶室建築特集号で、これについて解説したものです。 http://www.aaj.or.jp/wp/wp-content/uploads/201603con.pdf 昭和初期において茶室への注目度は非常に高いものでした…
kyotokenchiku.ac.jp
本日は有斐斎弘道館にて、「近代数寄屋の一側面「あさが来た」「マッサン」そして「ごちそうさん」を繋ぐもの」と題するお話をして参りました。 松殿山荘とそれをつくったジェントルマンアーキテクト高谷宗範について、その特殊な数寄屋建築が生まれる背景を…