建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

講演

ワタリウム美術館での講演会

6月28日、ワタリウム美術館で講演会を行います。 テーマ「新・和室学」の1つとして「茶の湯空間と自然」というタイトルでお話ししようと考えています。

シンポジウム「和室とは何か? ーそれは未来に失われてしまうのか?―」のご案内

この度、日本建築和室の世界遺産的価値WG で以下の通りシンポジウムを開催する運びとなりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本建築学会シンポジウムのご案内 シンポジウム「和室とは何か? ーそれは未来…

ギャラリートーク@新建築書店

12/11、新建築書店でギャラリートーク。無事終了しました。多くの若い人に来ていただきました。ありがとうございました。 なお展示は25日までです。 post-architecture-books.com

日本建築協会の令和3年度第2回セミナー

12月10日、日本建築協会の令和3年度第2回セミナーで、「「わびすき」と「きれいさび」からみた 茶の湯空間」と題してお話しします。 www.aaj.or.jp

住総研シンポジウム

11月24日、第57回住総研シンポジウムで、「あこがれの住まいと暮らし」というテーマにおいて、「侘数寄の茶室は“あこがれ”から始まった」というお話をして参ります。 www.jusoken.or.jp

大阪ヘリテージマネージャー育成講座

大阪ヘリテージマネージャー育成講座の講師として、10/9観心寺でお話しする予定です。 タイトル:日本住宅の歴史 ざっくりした内容ですが、日本建築のもつ二つの流れ、大陸からの建築が伝えられる以前のものと、大陸から伝えられたタイプの建築、またその両…

新教養主義宣言・和室的対談

10月出版予定の『和室学』(平凡社)に、共著者として「茶の湯と和室」という章を担当しています。 それにちなんだ企画として、webinarが開催されます。 9月30日の第2回の対談(事情でこれが第1回となります)に出演予定です。 wirelesswire.jp

「わびすき(侘数寄)」と「きれいさび(綺麗寂)」

有斐斎弘道館の講座「茶の湯の文化を識る」で、「「わびすき」と「きれいさび」の茶の湯空間」についてお話ししてきました。 もちろんこのテーマは大変重いもので、そう簡単に説明できるものではありません。 今回はその概要についてお話ししました。今後機…

京の茶室文化・数寄屋建築を支える木の文化を探るツアー

林業女子会@京都の主催する「京の茶室文化・数寄屋建築を支える木の文化を探るツアー」に講師として参加します。 日程は1/23-24、私が案内するのは24日の弘道館です。 概要は下記のwebページをご覧ください。 fg-kyoto.wixsite.com

中村昌生と庭屋一如

令和元年10月26日(土)~12月8日(日)、八幡市立松花堂美術館で「特別展 茶室のアイデア~中村昌生と「庭屋一如」~」が行われます。 それに伴って講演会が行われます。(松花堂美術館webページより) (1) 「茶室・数寄屋建築の技と伝承」 講師 : 日向 進…

茶室建築のみかた

市民講座 はじめて学ぶ「古建築のみかた」ということで、「茶室建築のみかた」と題してお話しして参りました。 普通は、茶室の約束事や各部分(躙口や床の間など)の形や役割についてお話しするのが基本だと思いますが、今回は、茶室が自然と深い関わりがあ…

松殿山荘講演会

6月23日、松殿山荘茶道会の主催する講演会が行われます。 特に、尼崎博正先生の「松殿山荘の庭園」が、新しい発見を含んだ内容とのことです。 不肖、私も建物の説明をさせていただきます。

市民講座

京都建築専門学校の市民講座が6月22日(土)に行われます。 昭和時代から続いているこの講座、今回のタイトルは「建築を残すということ」 京都工芸繊維大学の笠原先生 専修大学の濱崎先生 にお話しいただきます。 終了後の弘道館の見学時には、私も少し解説…

茶道文化学術賞受賞

先にもお知らせしましたように、拙稿『茶の湯空間の近代―世界を見据えた和風建築―』が茶道文化学術賞受賞奨励賞を受賞し、その授賞式が東京一ツ橋の学士会館で行われました。k-soho.hatenablog.com 嬉しいことに、平成5年から始まった学術賞の中で、建築関係…

町家の日week

町家の日weekオープニングイベントで、数寄屋の町家・弘道館について解説してきました。 町家の日とは、3月8日(Marchの8、ということだそうです)のことで、その日を挟んだ一週間が、町家の日weekということで、町家にちなんでさまざまなイベントが行われま…

重要文化財・松殿山荘 近代建築としての和風空間―松殿山荘の見方

本日、松殿山荘で京都建築専門学校主催の講演会と見学会「重要文化財・松殿山荘 近代建築としての和風空間―松殿山荘の見方」が行われ、松殿山荘の見方について、新しい知見も加えお話しして参りました。 kyotokenchiku.ac.jp

市民講座 重要文化財・松殿山荘

10月13日、松殿山荘にて市民講座が行われます。 写真は、拙著『茶の湯空間の近代』(思文閣出版、2018.1)の表紙より

伝統建築講演会@徳島

とくしま文化財マイスター連絡協議会主催の講演会で 「伝統建築から学ぶ「茶の湯空間を歴史から読み解く」」と題してお話しいたします。 9月24日(月・祝)14:00 ~ 16:00 木材利用創造センター( 旧徳島県林業総合技術センター敷地内)林業人材育成棟大講義室…

重要文化財指定記念公開講座

昨日、松殿山荘にて重要文化財指定記念公開講座が行われました。 野村美術館館長・谷晃先生の「高谷宗範と野村得庵」と題するご講演と小生の「ジェントルマンアーキテクト高谷宗範」、 そして見学会でした。 shoudensansou.wixsite.com

思文閣文化サロン

朝日カルチャーセンター京都教室、思文閣文化サロンで、「『茶の湯空間の近代 世界を見据えた和風建築』 数寄屋建築から見えてくる近代」と題してお話しして参りました。 この度は、2月に思文閣出版から上梓した『茶の湯空間の近代 世界を見据えた和風建築』…

弘道館講座『茶の湯の文化を識る』

弘道館講座『茶の湯の文化を識る』で、「茶の湯空間の近代」と題して、お話しして参りました。 2月に出版した同書の内容を、なるべくわかりやすくお話しいたしました。 茶の湯にとって苦難な時代を乗り越え、大きく発展した近代の茶の湯。その茶室や数寄屋に…

『山上宗二記』と千利休

「『山上宗二記』と千利休」と題して、講演いたします。 日時:11月12日(日)13:30~ 場所:大山崎ふるさとセンター3Fホール

The 3rd Ocha Zanmai International Conference

photo by Dr. Mohammad Salama, San Francisco State University 米国での国際会議で講演を行いました。 かねてよりお知らせしていましたように、5月1日、サンフランシスコ州立大学にて行われた茶の湯の国際会議「3rd Ocha Zanmai International Conference…

建築学会近畿支部建築論部会コメンテーター

日本建築学会近畿支部建築論部会において開催された講演会、近藤康子氏「近代建築家の茶室論にみる茶の湯の生活空間に関する研究」のコメンテーターを務めました。 近年の建築学会においては、茶室に関しての研究発表は必ずしも多くない状況でした。じつは昭…

弘道館での講座 茶の湯の文化を識る

本日は有斐斎弘道館にて、「近代数寄屋の一側面「あさが来た」「マッサン」そして「ごちそうさん」を繋ぐもの」と題するお話をして参りました。 松殿山荘とそれをつくったジェントルマンアーキテクト高谷宗範について、その特殊な数寄屋建築が生まれる背景を…

講演会 高谷宗範 「茶室と庭園」 をめぐって 11/23

11/23、松殿山荘にて「高谷宗範『茶室と庭園』をめぐって」と題して、講演いたしました。 先般の建築学会での発表を、一般向けにした内容を中心に、今話題の大阪今橋の天王寺屋(朝ドラ「あさが来た」の山王寺屋)から移築した座敷についてもお話ししました…

The 3rd Ocha Zanmai Conference のお知らせ

2016年5月1日、San Francisco State UniversityにおいてThe 3rd Ocha Zanmai Conferenceが開催されます。 私も特別講演で"Tea Rooms in Momoyama Era (late 16th century) and Yamanoue no Soji ki(山上宗二記と桃山の茶室)"と題して、お話しする予定です…

市民講座のお知らせ

市民講座「武田五一と和風」が、11/3に行われます。定員があり申込み制となっています。 京都建築専門学校へお申し込み下さい。 tel : 075(441)1141 e-mail : info@kyotokenchiku.ac.jp

高谷宗範『茶室と庭園』をめぐって

建築学会大会において「高谷宗範『茶室と庭園』をめぐって」と題して発表して参りました。 これまでも高谷宗範と松殿山荘に関して、連続して発表してきましたが、今回は昭和2年に刊行された『茶道の主義綱領 茶室と庭園』(恩賜京都博物館での講演録)に関し…

茶書研究会「山上宗二記」シンポジウム

昨日は茶書研究会主催の「山上宗二記」シンポジウムでした。 私は「『山上宗二記』にみる茶室」ということでお話しして参りました。 概要は、以前の『茶道文化研究』に掲載したものをベースにしていますが、一部新しい史料も使用し、より考察を深めたもので…