今日は大阪ヘリテイジの大会で水無瀬神宮燈心亭を案内し、それに関する講演を行ってきました。
素朴さと綺麗な意匠を組み合わせたこの建築を理解するには、茶室史の大きな流れが理解できているとわかりやすい。ということで、講演会では大づかみに茶室史を説明し、燈心亭の位置づけを説明してきました。
建築史学会
建築史学会令和六年度の大会が奈良女子大で開催され、「茶の湯空間としての東求堂同仁斎とその後」を発表いたしました。
同仁斎は、昭和40年の修理で、「いるりの間」の墨書が発見されるなど、茶の湯空間としての意味を持つ建築です。しかしながら、必ずしも建築史研究者がそのような見解を持つわけではなく、否定的な方もいらっしゃいます。
本研究は、それを補強するため、ジョアン・ロドリゲスの『日本教会史』あるいは当時の日記である『蔭凉軒日録』のこれまで扱われていなかった条を参考にして、同仁斎の茶の湯空間としての側面について論じたものです。基本は口頭発表でしたので、こんごこれをまとめて論文として発表する予定でいます。
「現代・和室の会」が発足しました
3/26、「現代・和室の会」が発足しました。
gen-washi.jp
読売新聞オンラインにも掲載されました。
www.yomiuri.co.jp
BS11『偉人 敗北からの教訓』古田織部編
2月17日、BS11『偉人 敗北からの教訓』古田織部編に少しだけ出演しました。
youtubeでも配信されるようです。(おってお知らせします)
www.bs11.jp
追記(2/19)
www.youtube.com
伝統建築研究科
伝統建築研究科、令和6年度の内容が決まりました。3/1より募集開始です。
kyotokenchiku.ac.jp
現代・和室の会
現代・和室の会の記事が掲載されました。