建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

茶室設計最新版

エクスナレッジ社から出版される小著『世界で一番やさしい茶室設計最新版』の見本誌が届きました。
2011年に出版された本の増補改訂版というような位置づけになります。
xknowledge-books.jp
初版と比較して、キーワードの数を増やし、多くの図版や文章をあらため、より良いものとしました。とりわけ茶室建築における「侘数寄」や「きれいさび」についてもなるべくわかりやすく説明しています。そして監修を有斐斎弘道館にお願いしました。タイトルの「設計」の言葉が示すようにプロの建築家が読んでも読み応えあるように、一方、建築の初心者や門外漢の人が読んでも入りやすいように工夫しています。
ちなみに「建築知識創刊60周年記念出版」とのことで、発行は奥付では2020年5月29日です。以上、ややフライング気味に宣伝いたします。

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世界で一番やさしい茶室設計 最新版

世界で一番やさしい茶室設計 最新版

  • 作者:桐浴 邦夫
  • 発売日: 2020/05/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
books.rakuten.co.jp

茶室設計

近々(たぶん5月下旬)にエクスナレッジ社から「世界で一番やさしい茶室設計」の増補改訂版が出版されます。
改訂版とはいえ、かなり大幅にあらためています。
また設計とありますが、内容は茶室の見方、そして考え方です。
難解な茶室建築を初心者にも分かりやすく説明しています。

具体的に出版社から案内が出ましたら、お知らせします。

「わびすき(侘数寄)」と「きれいさび(綺麗寂)」

有斐斎弘道館の講座「茶の湯の文化を識る」で、「「わびすき」と「きれいさび」の茶の湯空間」についてお話ししてきました。
もちろんこのテーマは大変重いもので、そう簡単に説明できるものではありません。
今回はその概要についてお話ししました。今後機会があれば、このテーマについて別の視点から、あるいは一部を深掘りしてお話ししようと考えています。
kodo-kan.com

京の茶室文化・数寄屋建築を支える木の文化を探るツアー

林業女子会@京都の主催する「京の茶室文化・数寄屋建築を支える木の文化を探るツアー」に講師として参加します。
日程は1/23-24、私が案内するのは24日の弘道館です。
概要は下記のwebページをご覧ください。
fg-kyoto.wixsite.com
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黒木造について取材を受けました

テレビ朝日「グッド!モーニング」の取材を受けました。
内容は、大嘗宮の黒木造について。
飛鳥奈良時代から黒木造は意識されて造られていたことなど、建築史の視点からお話ししました。


もっとも関西ではみることができないので、具体的にどのように取り上げられたのかは知りませんが・・・

中村昌生と庭屋一如

令和元年10月26日(土)~12月8日(日)、八幡市立松花堂美術館で「特別展 茶室のアイデア~中村昌生と「庭屋一如」~」が行われます。
それに伴って講演会が行われます。

(松花堂美術館webページより)
 (1) 「茶室・数寄屋建築の技と伝承」
     講師 : 日向 進(京都工芸繊維大学名誉教授、当館学芸顧問) 
     日時 : 11月3日(日・祝) 午後1時30分~

 (2) 「茶室の位置づけ」
     講師 : 池田 俊彦(イケダ数寄屋研究所所長)
     日時 : 11月9日(土) 午後1時30分~
     *講演会後、庭園内「松隠」「梅隠」の内部見学を予定
   
    【ご案内】
     *都合により、講師が変更となります。
        講師 : 桐浴 邦夫 (京都建築専門学校 副校長)
      内容につきましては、予定通り茶室をテーマとするものです。
      講演会後、庭園内「松隠」「梅隠」の内部見学を予定しております。
 
 (3) 「中村昌生と庭屋一如」
     講師 : 吉江 勝郎(日本建築専門学校校長) 
     日時 : 11月10日(日) 午後1時30分~

www.yawata-bunka.jp

お世話になりました中村先生の作品展によせて、お話しさせていただくことは大変光栄なことです。
池田先生のお話を楽しみにされていた方には残念ですが、精一杯務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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訃報 中村昌生先生 - 建築 と 茶の湯 の間

茶室建築のみかた

市民講座 はじめて学ぶ「古建築のみかた」ということで、「茶室建築のみかた」と題してお話しして参りました。
https://kyotokenchiku.ac.jp/wp-content/uploads/2019/08/2019-2-shimin.jpg

普通は、茶室の約束事や各部分(躙口や床の間など)の形や役割についてお話しするのが基本だと思いますが、今回は、茶室が自然と深い関わりがある、平等の空間とは、ということなどについてお話ししました。
一部、難しいかなと思ったところもありましたが、感想をみると好評のようでした。
多数の皆様においでいただきました。ありがとうございました。

北大路魯山人展

北大路魯山人星岡茶寮について、私の研究を引用していただいたとのことです。
千葉市美術館の方からお知らせいただきました)

https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/70152044_1497228347085465_1679362552384978944_n.jpg?_nc_cat=104&_nc_oc=AQkRQJA6IV1ockjpLEoBkNvmXFYT5SDmDkT9l92s7lbUigupuWXjP9gMDtZIMdVa_t8&_nc_ht=scontent-nrt1-1.xx&oh=b6bf14b681d38fed6c252fdf0229e807&oe=5E25DEDF

魯山人星岡茶寮(さりょう)は、もとは星岡茶寮(ちゃりょう)といって、明治17年、まだまだ多くの人たちは新奇な西洋の文物に目を向けていたとき、伝統文化の復興の為に会員制の社交施設として発足したものでした。なかでも茶の湯がその中心となり、利休堂や二畳台目、一畳台目半板、広間などが設けられていました。