建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

花街の建築

有斐斎弘道館の講座「茶の湯の文化を識る」において、「花街の建築」と題してお話しして参りました。
kodo-kan.com

内容は、以下の通りです。
■ 花街と都市
■ 島原 角屋の建築について
□ 吉野太夫の茶室をめぐって(番外)
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写真は、花街のものではありませんが、番外としてお話しした、吉野大夫遺芳庵。
ちなみに二代目吉野太夫は、江戸初期、六条三筋町の太夫でした。
建築をはじめ文化の発展には聖俗両面、幅の広さが重要です。数寄屋についても同様で、花街建築が数寄屋建築の一面を担っていてことは、事実です。また都市の発展とは不可分の関係にありました。今日はそのような側面からお話ししました。