CLUBTAPの主宰する見学会の講師を務めました。行き先は四君子苑と東華菜館。
まずは京都府立文化芸術会館において、吉田五十八と四君子苑についての簡単な講義を行ってから、四君子苑に参りました。今年だけで二度目の見学となりますが、今回も整備の行き届いた美しい建物と庭を拝見することができました。
私が訪れたのは午前中でしたが、午後から竹中大工道具館主催の見学会があるとのことで、担当者やその講師の今里隆さん(杉山隆建築設計事務所所長、吉田五十八の元で四君子苑を担当された)にもお目にかかることができました。今里さんからは短時間ではありましたがお話をうかがうことができました。
午後からは、昼食を兼ねて東華菜館の見学をしました。ヴォーリズ設計のこの建物は、これまでに何度か訪れたことがありますが、見れば見るほどさまざまな要素(様式)が混ざり合って、様式建築の勉強にはもってこいの建物だと感じました。
正面の装飾はスパニッシュバロック
写真は2003年に撮影したもの