建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

和室シンポジウムのお知らせ

7/9に和室シンポジウム「和室とは何か?それは未来に失われてしまうのか?in 京都」が行われます。
主催:「現代・和室の会」設立準備会(会長:内田青蔵神奈川大学特任教授)
日時:2023年7月9日(日)10:00 ~12:30
会場:キャンパスプラザ京都4階第4講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939、京都駅下車徒歩5分)
会費:一般1500円、学生1000円
<プログラム>
司会:亀井靖子(日本大学准教授)
主題解説:松村秀一(日本建築和室の世界遺産的価値WG主査・早稲田大学研究院教授)
基調講演:「日本人と和室―人の振る舞いから考える―」藤田盟児(奈良女子大学工学部長)
パネルディスカッション:「和室とは何か?それは未来に失われてしまうのか?」
モデレーター:内田青蔵(神奈川大学特任教授)
上西明(上西建築都市設計事務所代表)・岡絵理子(関西大学教授)
桐浴邦夫(京都建築専門学校副校長)・藤田盟児(前掲)
まとめ:服部岑生(日本建築和室の世界遺産的価値WG幹事・千葉大学名誉教授)
髙田光雄(京都美術工芸大学教授)

右のウェブサイトより、お申込みください。https://peatix.com/event/3589138/

近代・茶の湯空間の挑戦者たち

京都府建築士会の雑誌『京都だより』2023年5月号に「近代・茶の湯空間の挑戦者たち」と題した拙文が掲載されました。

聴竹居を建てた藤井厚二、松殿山荘を建てた高谷宗範、それぞれプロフェッショナル・アーキテクトとジェントルマン・アーキテクトの代表として、近代の茶の湯空間に新しい視点を持ち込んだ挑戦者として取り上げました。

シンポジウム「和室とは何か? ーそれは未来に失われてしまうのか?―」のご案内

この度、日本建築和室の世界遺産的価値WG で以下の通りシンポジウムを開催する運びとなりました。
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日本建築学会シンポジウムのご案内
シンポジウム「和室とは何か? ーそれは未来に失われてしまうのか?―」

日 時:2023年4月5日(水)16:00 ~ 18:00
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
参加費:会 員 1,500円/会員外 2,200円/学 生[会員]1,000円[会員外]1,100円
申込方法:クレジット決済によるWeb事前申込み
申込WEB:https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=675152
申込締切:2023年4月2日(日)
主 催:建築計画委員会 日本建築和室の世界遺産的価値WG
建築CPD:2単位

日本の住まいは、世界的評価を受けつつも大きく変わった。
その一つが和室あるいは和室的なものの衰退である。
例えば畳に関して、住まいの文化と生産システムの変化に何が起こっているのか、
衰退の要因はどのように説明できるか。そして今後和室あるいは和室的なものの再興はあり得るのか。
この問いに関わる研究成果を広く総合的に発信し、市民と共に協働で問題解決を図るためのシンポジウムを開催する。<プログラム>
司  会:亀井靖子(日本大学准教授)
主題解説:松村秀一(日本建築和室の世界遺産的価値WG主査・東京大学特任教授)
基調講演:藤田盟児(奈良女子大学工学部長)「日本人と和室 ―人の振る舞いから考える―」
パネルディスカッション:「和室とは何か?それは未来に失われてしまうのか?」
モデレーター:内田青蔵(神奈川大学教授)
上西明(上西建築都市設計事務所代表)・岡絵理子(関西大学教授)・桐浴邦夫(京都建築専門学校副校長)・藤田盟児(前掲)
まとめ:服部岑生(日本建築和室の世界遺産的価値WG幹事・千葉大学名誉教授)
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シンポジウムご案内

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2023/j001_20230405.pdf

『茶室33選、33 japanese teahouses』Amazon.comでのリリースは3月6日とのことです。

『茶室33選、33 japanese teahouses』、おかげさまで日本での売れ行きは好調のようです。最近AmazonJapanでのランキングが2位から3位くらいになりましたが、およそ3ヶ月半ほど、土木建築雑誌のカテゴリーで1位でした(時折2位になったりしていましたが)。
アメリカのAmazon.comでのリリースは3月6日とのことです。イギリスやフランスなど他国のAmazonもおよそその頃でしょうか?
なお、Amazon.comの「New Releases in Vernacular Architecture」部門では1位とのことです。
www.amazon.com

『茶室33選』Amazon.com(アメリカ)での発売は2/22です

『茶室33選(a+u 2022:11 Special: Feature: 33 Japanese Teahouses )』Amazon.comアメリカ)での発売は2/1とありましたが、2/22となっています。
日本での売れ行きが非常に好調で、11月に出版で、12月には増刷されています。
詳しくはわかりませんが、増刷が間に合わないのでしょうか?
www.amazon.com

和室礼賛、12/20出版予定です。

出版予定日は、12/20とのことです。私は、「それぞれの和室礼賛」で、堀口捨己の『利休の茶室』と井上靖の『きれいさび』から「わびすき」や「きれいさび」について書いています。また「和室のふるまい 味わう」で八勝館について、床の間の観照・鑑賞について書いています。

「和室では作業途中で寝そべったって問題ない。曖昧で適当でいい。」―養老孟司

ギャラリートーク@新建築書店

12/11、新建築書店でギャラリートーク。無事終了しました。多くの若い人に来ていただきました。ありがとうございました。
なお展示は25日までです。
post-architecture-books.com

『あこがれの住まいとカタチ』

『あこがれの住まいとカタチ』出版されました。
私は、第二章を担当しています。黒木造~侘数寄の茶室までの歴史を、「あこがれ」というキーワードでまとめています。
 第二章 侘数寄の茶室は「あこがれ」から始まった  桐浴邦夫
  1-黒木造 
  2-茶の伝来と異国へのあこがれ
  3-自然に囲われた空間と平等 
  4-本数寄の茶の湯空間
  5-市中の山居
  6-侘数寄の茶室

YouTube配信「茶室―自然を映した建築 」

a+u2022年11月臨時増刊号「茶室33選_利休・遠州から近代まで」の出版を記念して、新建築講演会(主催:一般財団法人吉岡文庫育英会)を開催することになりました。
ただ当初、国際文化会館において予約制での開催の予定でしたが、急遽YouTubeにてライブ配信することになりました。お時間がありましたら、ご視聴いただければと存じます。

■講演者 :桐浴邦夫
■タイトル:茶室―自然を映した建築
■日時:2022年12月5日(月)18:30〜20:00
■リンク:
https://youtu.be/D9-FStQrHaY
www.youtube.com

拡散いただいても結構ですので、もし興味ある方などいましたら、お知らせいただければと思います。

なお本の内容は新建築のページに記載されています。
japan-architect.co.jp