建築学会(神戸大学)での発表しました。
簡単な内容は以下の通りです。
松殿山荘のユニークな数寄屋建築群を造り上げたジェントルマンアーキテクト(プロではない建築家)高谷宗範は、芝川家の甲東園の屋敷(その洋館は明治村に移築されています)に茶室を造っていました。
これまであまり知られていなかったそれらの茶室を、芝川家(千島土地)に残る資料から明らかにしました。また一方で高谷宗範のアーキテクト(建築家)としての活動の一端を知ることもできました。図面を描くこと、そして職人や材料の管理にも関わっていたことが明らかになりました。
写真は宗範が描いたと考えられる図面です。