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建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

千利休の茶室をめぐって

今日は市民講座で、利休の茶室についてのお話をして参りました。
私が、待庵、大坂屋敷の三畳大目などについての解説を行い、次いで神津朝夫先生には、『山上宗二記』からみた利休像と茶室についてお話しいただきました。
その後、待庵に関連しての自説(といっても堀口説、中村昌生説を元にしたものですが)を披露し、そこから待庵あるいは山上宗二記の茶室図面についての対談を行いました。
私自身考えをまとめるよい機会になりましたし、神津先生のお考えや会場の方からの質問に大変勉強になりました。
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映画「利休にたずねよ」(田中光敏監督、2013年12月7日全国東映系ロードショー)が、第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞したことも少しは影響しているのでしょうか。茶室のことで、これだけ人が集まるとは思いませんでした。もちろん今回は映画とはなんの関係もありませんが。
定員を超えて大勢の方におこしいただきました。ありがとうございました。f:id:kirisakokunio:20131006001832j:plain
この図が何を意味するのか、それが問題です。
私は、文字どおり関白、つまり秀吉の茶室だと思います。可能性は山崎城あるいは大坂城。どちらかと言えば大坂城の山里であろうか。ただ床の間の間口が完成してすぐに縮められたのではないかと・・・。
このあたりのことに関しては、あらためて纏めたものを発表したいと思います。