建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

「山上宗二記」シンポジウム

茶書研究会のページに7/18(土)の「山上宗二記」シンポジウムについて掲載されています。www.miyaobi.com
茶書研究会「山上宗二記」シンポジウム


■「山上宗二記」シンポジウムのお知らせ

● 山上宗二(1544~1590)は、堺生まれの「薩摩屋」という屋号をもつ商人で、号は瓢庵。信長の時代は堺の自治組織である会合衆(えごうしゅう)のひとりで、信長の茶堂である今井宗久、津田(天王寺屋)宗及、千宗易(利休)につぐ茶人として、大名達の茶会にも招かれる人物であった。本能寺の変後、宗二は諸国を流浪する波乱の後半生を送り、天正18年(1590)、秀吉により惨殺された。享年47歳。
●『山上宗二記』は、そんな中、天正16年(1588)に約半年をかけて書き上げた茶の湯秘伝書である。そこには千利休在世時の茶の湯の様相を知りうる貴重な証言が含まれる。
● 本シンポジウムでは、今日庵本や不審菴本、高野山成就院宛本などの検討を中心に、『山上宗二記』の語るもの、そこにみえる茶室、茶人としての宗二について問い直す。

15:00~15:10 会長挨拶 筒井紘一
15:10~15:30 講演1「『山上宗二記』について」 谷端昭夫
15:30~15:50 質問と討論 八尾嘉男
15:50~16:10 講演2「『山上宗二記』にみる茶室」 桐浴邦夫
16:10~16:30 質問と討論 神津朝夫
16:30~16:50 講演3「新発見の成就院宛本について」 影山純夫
17:00~17:50 全体討論 司会: 筒井紘一

日 時:2015年7月18日(土) 15:00 ~ 17:50(14:40 開場)
会 場:キャンパスプラザ京都第3講義室
     〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下ル (ビックカメラ前) 075-353-9111
参加費:1,000円(予約不要)  茶書研究会の会員は700円

お問い合わせは茶書研究会事務局まで
メールchasho@miyaobi.com、お問い合わせフォーム、TEL075-441-7722