建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

日本建築学会 日本建築和室の世界遺産的価値特別調査委員会

日本建築学会の日本建築和室の世界遺産的価値特別調査委員会の委員に任命されました。
6月28日に第一回の委員会が行われ、出席して参りました。
www.aij.or.jp
委員会の設置目的は「・・・和室が国際的にも尊重すべき文化財として認知される状況を創出することを目的とする。」とあります。
和室は、世界的視点からみても非常に特異な形態です。一方で、近代建築、いわゆるモダニズムへの影響、あるいはモダニズムからの影響なども見られ、近代建築として、大きな役割を演じていたものでもあります。
もっとも、和室といっても、さまざまな側面があります。どのようにして「国際的にも尊重すべき文化財として認知される状況を創出する」かは、なかなか困難なことだろうと思われます。微力ながら尽力して参りたいと存じます。