2012-03-16 廣誠院見学 見学 今日はNHK文化センターの見学会で廣誠院にやってきました。 伊集院兼常の屋敷として明治25年(1892)頃、建てられたものです。 伊集院は薩摩藩出身で、維新以後、実業家として会社社長を歴任し、また鹿鳴館の建築にも携わった人物でした。一方で建築や作庭に造詣が深く「近世の(小堀)遠州公」と呼ばれたともいいます。この屋敷は伊集院家より藤田家、下郷家を経て廣瀬家の所有となり、昭和7年(1932)より臨済宗の寺院となりました。 水と建物との絶妙のかかわりが見どころです。