建築 と 茶の湯 の間

桐浴邦夫(KIRISAKO Kunio)の備忘録 茶室・数寄屋・茶の湯・ヘリテージマネージャーのことなど

『山上宗二記』と千利休

「『山上宗二記』と千利休」と題して、講演いたします。 日時:11月12日(日)13:30~ 場所:大山崎ふるさとセンター3Fホール

松殿山荘

国の文化審議会は、松殿山荘を重要文化財に指定するよう、林芳正文部科学相に答申した、とのことです。 www.bunka.go.jp 宇治の「松殿山荘」国重文指定へ 京都の建造物299件に : 京都新聞

茶室露地大事典

淡交社から、「茶室露地大事典」が刊行されます。 監修:中村昌生 編集:池田俊彦、桐浴邦夫、倉澤行洋、仲隆裕、中村利則、西和夫、日向進 執筆者:50名以上 項目数:4,900 2018年3月刊行予定 tairyudo.com

茶会記にみる押入をめぐって

建築学会大会で、「茶会記にみる押入をめぐって」と題して発表いたしました。 内容を要約すると以下の通りです。 茶会記には「押入」「押入床」という言葉がときどきでてきますが、これは何を示すのでしょうか。これまでは、押入状の床の間、現在の床の間に…

花街の建築

有斐斎弘道館の講座「茶の湯の文化を識る」において、「花街の建築」と題してお話しして参りました。 kodo-kan.com内容は、以下の通りです。 ■ 花街と都市 ■ 島原 角屋の建築について □ 吉野太夫の茶室をめぐって(番外) 写真は、花街のものではありません…

『モダンエイジの建築』

日本建築協会100周年を記念した図書『モダンエイジの建築』届きました。滋賀県庁舎、関電京都ビル、京都市美術館、甲子園ホテル、橿原神宮駅、大阪ロイヤルホテル、そして1935年の「茶室建築特集号」を担当いたしました。 茶室特集号では、当時の建築家たち…

日本建築協会100周年

日本建築協会が100周年を迎え、記念行事が行われました。 www.aaj.or.jp その一環として100周年記念誌が出版され、これまで『建築と社会』誌で連載されてきた「モダンエイジの建築 -「建築と社会」を再読する-」が掲載されました。 小著も数本掲載されていま…

平成のちゃかぽん 有斐斎弘道館 茶の湯歳時記

淡交社から『平成のちゃかぽん 有斐斎弘道館 茶の湯歳時記』が、出版されました。 伝統的な日本文化を現代に生かす活動を行っている「有斐斎弘道館」の茶会についての図書です。 弘道館の茶室と庭園の解説を担当いたしました。 弘道館の建築は一見さり気ない…

意匠学会「デザイン理論」69号

昨年7月に意匠学会で発表した「数寄者高谷宗範の建築意匠について」が「デザイン理論」69号に掲載されています。 これまで発表してきた、ジェントルマンアーキテクト高谷宗範の建築について、これまでの研究に新たな知見を加え発表した内容についての梗概で…

擁翠亭

この度、擁翠亭保存会の代表に就任いたしました。 微力ではありますが、擁翠亭の維持・管理、調査・研究に尽力して参りたいと存じます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 擁翠亭保存会|太閤山荘 【趣旨及び目的】(擁翠亭保存会HPより) 「擁翠亭」は、…

建築士会 近畿建築祭

本日は、建築士会の近畿建築祭京都大会。 ヘリテージマネージャーセッションの意見交換会の司会を行いました。 内容は、いざというときの災害に対して、近畿のヘリテージマネージャーが協力しようという協議会の準備会を発足させようと言うことでした。 無事…

松殿山荘 講演会

本日は、松殿山荘において、講演会が行われました。 タイトルは、「高谷宗範「茶室と庭園」をめぐって」ということで、これまでの研究の成果の一部をお話ししてきました。 研究のことだけになると、つまらないので、先般サンフランシスコで講演した近代建築…

寺田家旧蔵数寄屋関係史料調査報告書

ひとつき以上前のことですが、竹中大工道具館より『寺田家旧蔵数寄屋関係史料調査報告書』が発行されました。 私も、いくつかの図面の解題を記しています。 (申し訳ありませんが、写真は拡大しても詳細がわからないようにしています) ・・・本報告書の刊行…

「数寄者高谷宗範の建築意匠について」

京都精華大学で行われた第58回意匠学会大会で「数寄者高谷宗範の建築意匠について」と題して発表して参りました。 高谷宗範の代表作松殿山荘、芝川邸の茶室などについて述べ、武田五一の芝川邸洋館(現明治村)の床の間の幅や床柱の変更に宗範が関与している…

日本建築学会 日本建築和室の世界遺産的価値特別調査委員会

日本建築学会の日本建築和室の世界遺産的価値特別調査委員会の委員に任命されました。 6月28日に第一回の委員会が行われ、出席して参りました。 www.aij.or.jp 委員会の設置目的は「・・・和室が国際的にも尊重すべき文化財として認知される状況を創出するこ…

日式茶室設計

小著『世界で一番やさしい茶室設計』 が台湾で出版されました。 www.books.com.tw 林書嫻という方が訳されました。 博客来(台湾のamazonのようなもの)には、私の紹介が以下のように出ていました。 少し面白い?のでpasteしておきます。 内容の紹介や「名人…

The 3rd Ocha Zanmai International Conference

photo by Dr. Mohammad Salama, San Francisco State University 米国での国際会議で講演を行いました。 かねてよりお知らせしていましたように、5月1日、サンフランシスコ州立大学にて行われた茶の湯の国際会議「3rd Ocha Zanmai International Conference…

建築学会近畿支部建築論部会コメンテーター

日本建築学会近畿支部建築論部会において開催された講演会、近藤康子氏「近代建築家の茶室論にみる茶の湯の生活空間に関する研究」のコメンテーターを務めました。 近年の建築学会においては、茶室に関しての研究発表は必ずしも多くない状況でした。じつは昭…

再読関西近代建築「茶室建築特集号」

拙稿が『建築と社会』2016.03に掲載されました。 『建築と社会』誌、昭和10年10月号は茶室建築特集号で、これについて解説したものです。 http://www.aaj.or.jp/wp/wp-content/uploads/201603con.pdf 昭和初期において茶室への注目度は非常に高いものでした…

学校のHPがかわりました

kyotokenchiku.ac.jp

弘道館での講座 茶の湯の文化を識る

本日は有斐斎弘道館にて、「近代数寄屋の一側面「あさが来た」「マッサン」そして「ごちそうさん」を繋ぐもの」と題するお話をして参りました。 松殿山荘とそれをつくったジェントルマンアーキテクト高谷宗範について、その特殊な数寄屋建築が生まれる背景を…

講演会 高谷宗範 「茶室と庭園」 をめぐって 11/23

11/23、松殿山荘にて「高谷宗範『茶室と庭園』をめぐって」と題して、講演いたしました。 先般の建築学会での発表を、一般向けにした内容を中心に、今話題の大阪今橋の天王寺屋(朝ドラ「あさが来た」の山王寺屋)から移築した座敷についてもお話ししました…

The 3rd Ocha Zanmai Conference のお知らせ

2016年5月1日、San Francisco State UniversityにおいてThe 3rd Ocha Zanmai Conferenceが開催されます。 私も特別講演で"Tea Rooms in Momoyama Era (late 16th century) and Yamanoue no Soji ki(山上宗二記と桃山の茶室)"と題して、お話しする予定です…

市民講座のお知らせ

市民講座「武田五一と和風」が、11/3に行われます。定員があり申込み制となっています。 京都建築専門学校へお申し込み下さい。 tel : 075(441)1141 e-mail : info@kyotokenchiku.ac.jp

高谷宗範『茶室と庭園』をめぐって

建築学会大会において「高谷宗範『茶室と庭園』をめぐって」と題して発表して参りました。 これまでも高谷宗範と松殿山荘に関して、連続して発表してきましたが、今回は昭和2年に刊行された『茶道の主義綱領 茶室と庭園』(恩賜京都博物館での講演録)に関し…

ニッポンが誇る「モダニズム建築」

Casa BRUTUS特別編集 ニッポンが誇る「モダニズム建築」にsupervisorとして協力いたしました。 http://magazineworld.jp/books/paper/5028/ Casa BRUTUS特別編集 ニッポンが誇る「モダニズム建築」: 完全保存版トラベル・ガイド (マガジンハウスムック CASA B…

茶書研究会「山上宗二記」シンポジウム

昨日は茶書研究会主催の「山上宗二記」シンポジウムでした。 私は「『山上宗二記』にみる茶室」ということでお話しして参りました。 概要は、以前の『茶道文化研究』に掲載したものをベースにしていますが、一部新しい史料も使用し、より考察を深めたもので…

「山上宗二記」シンポジウム

茶書研究会のページに7/18(土)の「山上宗二記」シンポジウムについて掲載されています。茶書研究会www.miyaobi.com 茶書研究会「山上宗二記」シンポジウム ■「山上宗二記」シンポジウムのお知らせ ● 山上宗二(1544~1590)は、堺生まれの「薩摩屋」という…

竹中大工道具館研究紀要26号

竹中大工道具館研究紀要26号が刊行されました。 道具館に所蔵される寺田家旧蔵数寄屋関係史料についての解題が一つの特集です。 私は、主に天明大火後の表千家屋敷の復興に関する史料を担当しました。 この史料を精査することで、さまざまなことが見えてきま…

弘道館講座

「武野紹鷗とそれ以前の茶の湯空間」 紹鷗の茶室にいたる二つの筋道、すなわち茶室の原型として「会所」そして町衆の「アン」について述べ、それが統合した形として紹鷗の四畳半を位置付け、お話ししました。「山上宗二記」の一間床の四畳半と「和泉草」の床…